RHYMESTER 『耳ヲ貸スベキ』 (7"EP+DOWNROAD/JPN/ HIPHOP)
2015年"レコードの日"作品!
1996年リリースのRHYMESTER初期傑作シングル「耳ヲ貸スベキ」がリマスター7インチでリリース!!
◆リマスタリング済みmp3ダウンロードコード付!!
後に3rdアルバム「リスペクト」に収録、2006年に国内ヒップホップでは異例の正規12インチ再発されるに至ったクラシック「耳ヲ貸スベキ」 が7インチ化!ド渋なウッドベースと艶やかに絡むフルート、そこに宇多丸とMummy-Dによる来たるべき21世紀に向けての力強いメッセージが刻まれた時代を越 えた名曲!!B面にはインストヴァージョンを収録。
2015年現在、ライムスターはヒップホップ・シーンのみならず、日本のポップス界で不動の地位を築 いている。では、快進撃はいつ始まったのか。いくつもの回答があろう。ライムスターの評価を決定付けたのは、間違いなく1999年のサード・アルバム『リ スペクト』のヒットだ。この作品の評価とセールスによってメジャーに移籍し、その後この国の音楽界に広く名を知らしめていく。長年のコアなファンの中には初期の『俺に言わせりゃ』や『Egotopia』をプッシュしたい人もいるはずだし、「“B-BOYイズム”でしょう!」と強硬に主張するヘッズも当然いるだろう。で、ライムスターにまつわるこの手の話題になったときに必ず議論の俎上にのるのが、「耳ヲ貸スベキ」という曲だ。この曲が日本語ラップ・クラ シックになり得たのは、これほど見事に日本語ラップ黎明期の緊張感と焦燥感を表現したライムとリリックとビートは他にないということに尽きる。あのライムスターにも貧乏な時代があり、こんな風に成功に飢えていたのだと新鮮に思う若いリスナーもいるのではないだろうか。人生のある一時期、未来への不安と期待で胸をいっぱいにしたハングリーな若者にしか作り得ない音楽。それが「耳ヲ貸スベキ」という曲だと思う。
text by 二木信
※7インチサイズポスタージャケット封入仕様となります
(インフォより)
[track list]
A1. 耳ヲ貸スベキ (ORIGINAL VERSION)
B1. 耳ヲ貸スベキ (INSTRUMENTAL)
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#RHYMESTER / #ライムスター
#レコードの日
2015.11リリース